【相談事例をご紹介】給食委託業者の切り替えを成功させるには?

私自身が給食委託会社グランディックの営業として見聞きした情報をお伝えしています。

営業で病院・介護施設へ訪問した時、事務長・施設長から相談される事が多いのは「委託給食業者とうまくコミュニケーションが取れない」という事です。
これには主に2つのケースがあり、解決は可能なのです。

今回は、ある施設で実際に起こった問題を紹介し、それをどのように解決したのかまでお話ししていきます。

ケース1:施設側管理栄養士とコミュニケーションが取れない

病院・介護施設には必ず管理栄養士が配置されており、規模により複数名いる事もあります。
給食業務を委託している場合の多くは委託業者が献立作成を行いますが、事前に病院・施設側の管理栄養士に確認をしてもらい、意見や要望を取り入れた献立に修正しています。

ところが、現場に栄養士が配置されていないケース、もしくは配置されていても献立作成は任されておらず本部が管理しているケースがあるのです。

そうなると、意見や要望が上手く伝わらず対応も遅くなり、その積み重ねが委託業者への不満に繋がっていました。

この問題を解決するために必要なことは、専門的な知識がある人を配属してもらう事です。
どんなに人柄がよく、誰とでも仲良くなれる人だとしても、医療・福祉業界は専門的な知識が必要であり、知識がなければ意思疎通が出来ません。

知識を持った人を配置してもらう事が問題解決の近道だとアドバイスしました。

その結果、コミュニケーションはもとより、さまざまな改善提案がされるようになりました。

ケース2:施設職員とコミュニケーションが取れない

食事提供に関する業務の大半は厨房内で完結してしまうので、配膳の時くらいしか厨房の外へ出る事がありません。
職員食をカウンター越しに提供する施設だと、職員の方と顔を合わせる機会がありますが、そうでない施設は職員の方と接する事もないのです。

その結果、食事に関する相談も、毎月の給食会議も、委託業者と施設側の管理栄養士だけで行っていました。
同じ建物内で働いているのに、厨房でどんな人が何人働いているか分からないし、人が代わっても分からない、もっと気軽にコミュニケーションを取る方法はないのか悩まれていました。

この悩みを解消するには、短い時間で構わないので厨房職員に入居者の方の様子を見に行ってもらう事が必要です。
入居者の方と話をしていれば、その中で施設職員の方とも話す機会が増え、自然とコミュニケーションが取れるようになります。

また、決まった人ではなく、日替わりでラウンドをする人を替えて厨房スタッフ全員の顔が見える事が大切だと付け加えました。

そうすることでコミュニケーションを取らなければ、という強迫観念のなく、自然に「会話・ふれあい」ができるようになりました。

悩みはグランディックで解決できます

その後、2つの施設がどうなったというと、実は弊社が受託しアドバイスした事を実践したので問題は解決されました。
同じような事でお困りの方は問題解決のお手伝いをさせて頂きますのでお気軽にお問い合わせください。

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